一体いつまで?更年期のホットフラッシュによる顔汗が・・・原因と対策は?

  admin 顔汗原因

女性の80%以上が経験するといわれている更年期の代表的な症状であるホットフラッシュ。そしてそれに伴う顔汗・・・

原因は?治療法は?いつまで続くの?つらい症状とうまく付き合い対処して、前向きな生活を送りましょう。

 

1.そもそも更年期って?

よく耳にする「更年期」。だけど、更年期って具体的にどういうものなの?

まずは、更年期についての説明をします。

1-1.更年期とは

更年期は、女性なら誰もが経験する体の変化の一つです。10代中頃から生理(月経)が訪れますが、50歳を過ぎた頃からそれが止まり閉経を迎えます。

妊娠の準備をする必要がなくなり、卵巣の働きが低下し女性ホルモンの分泌量が減少するという体内環境に慣れるまでの期間のことを「更年期」と呼んでいます。

1-2.気づいてあげて!更年期のはじまりのサイン

40代後半になって生理の間隔が狭まり、周期・日数などに変化を感じたらそろそろ更年期に入るサインです。

落ち着きがなくなったり、わけもなくほてりやのぼせを感じることが増えてきたら更年期に入ったといえるでしょう。

 

2.代表的な症状「ホットフラッシュ」

更年期の症状は人それぞれ。その中でも、最も多くの人が体験するホットフラッシュ。では、どのような症状なのでしょうか?

2-1.のぼせ・ほてり

気温に関係なく、前触れもなく急に顔が熱くなったり、顔汗が止まらなくなったりします。冬でも、突然大量の顔汗をかくこともあります。

周りの人は誰も顔汗をかいていないにも関わらず、『自分の顔はこんなに汗を・・・』と思うと恥ずかしいと悩んでいる方も

割と多いのです。

2-2.顔は熱いのに手足や腰が冷える

「手が冷たいといわれる」「靴下を重ね履きしても温まっているきがしない」など、もともと女性に多い症状ですが、顔は暑いのには冷たいという“冷えのぼせ”もホットフラッシュの症状のひとつです。ホルモンバランスの乱れによる血行不良により起こるといわれています。

2-3.夜中に大量の汗をかく

夜寝ている最中に、一気にカーッと熱くなって汗が出ます。これは顔だけでなく、首筋や胸、背中など上半身を中心に汗が噴き出てしまいます。

寝ていても暑くて起きてしまう人も少なくないようです。

 

3.更年期の顔汗はどうして?原因は?

先程もかいたように、更年期は女性ホルモンの分泌が急激に減り、バランスが崩れることで体にさまざまな変化が起こることが更年期と呼ばれています。

女性ホルモンの減少は全身に影響を及ぼします。脳が一生懸命に指令を出しても卵巣からエストロゲンが分泌されなくなると脳と体が混乱し、自律神経や血管運動神経などさまざまな部分に不調が増え、ホットフラッシュのような症状が多くなります。

3-1.自律神経の乱れ

エストロゲンをはじめとする女性ホルモンの分泌量が急激に減少すると自律神経が乱れ、発汗による体温調節機構が不安定になることで起こると考えられています。

3-2.血管運動神経の乱れ

血管の収縮神経と拡張神経の総称。この神経の活動が乱れると血圧が高くなったり、低くなったり、血行不良などを起こしてしまいます。

とてもイヤ~なホットフラッシュですが、更年期だから・・・と決めつけてしまうと病気を見逃してしまう可能性もあります。あまりに症状がひどいようでしたら、産婦人科を受診してみることをおすすめします。

 

4.いつまで続くの?

一般的に、更年期は閉経前後5年の計10年といわれています。日本人女性の閉経年齢である50.5歳をベースに考えると、45歳~55歳頃までが更年期に期間の目安となります。症状のピークは閉経後2~3年と言われています。はじまりのサインがあるのと同じように、更年期には終わりのサインもあります。

・めまいなどがなくなった

・視界がはっきり見えるようになった

・汗をかかなくなった

・だるいと思うことが減った

このように少しずつ感じることが増えたら、更年期の出口のサインかもしれません。

最近は、生理が毎月訪れている女性でも「プレ更年期」や「若年性更年期障害」と呼ばれる更年期と同じ症状を起こすことがあるようです。疲労やストレス、飲酒、喫煙など生活習慣の乱れから卵巣機能が低下してしまうと考えられています。

5.治療と対策

悩むことが多いホットフラッシュですが、治療と対策で改善することもできます。

5-1.ホルモン治療

ホットフラッシュの治療にはHRTという「ホルモン補充治療法」があります。このHRTは、体内の女性ホルモンの量を持ち上げることができる閉経前から始められる治療で、女性ホルモンが低下することで起こるさまざまな更年期症状を軽減できる治療法として知られています。ほてりやのぼせなどのホットフラッシュ以外にも、動悸、頭痛、イライラ、不眠など、更年期に起こる症状全般に効果があります。

また、このHRTは、

・大腸がんのリスクを下げる

・認知症予防

・骨密度アップ

・抗酸化作用があり、肌のハリがアップ

など、病気の予防や嬉しい効果も期待ができます。ホルモン治療というと不安に思う方もいますが、ジェルで肌に塗ったり、貼るパッチ剤など錠剤以外にも種類があります。産婦人科で相談し、自分にあった治療法をおすすめします。

5-2.対策

女性ホルモンの減少が主な原因とされている更年期のホットフラッシュ。女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする大豆製品を積極的に取り入れるよいでしょう。

大豆製品に多く含まれているイソフラボンは、消化過程に腸内で「アグリコン」という形に分解され、体内へと吸収されます。このアグリコンが、女性ホルモンに代わって働いてくれる成分です。

サプリメントで摂取することもいいでしょう。

まとめ

更年期は、体が大きく変わる節目のしるし。しかし、更年期のホットフラッシュだから・・・と全て自己判断してしまうのもよくありません。

周りの人理解してもらい、自分の体の変化とうまく向き合いましょう。