汗にも違いがあるってホント??夏のダラ汗冬のジワ汗

admin 顔汗原因

汗かき体質な私。夏も冬も・・・。ん?汗って1年中同じなの?でも、ベタベタ汗とダラダラ汗ってなんか違う気もするし・・・そんなあなたに教えたい、季節と汗の記事です。

1.まずはおさらい。汗の成分

いろんなシチュエーションで汗をかきますが、出ている汗は意外と違います。他の記事でも度々登場する「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」。それらから出てくる汗の成分をおさらいしましょう。

1-1.エクリン汗腺

エクリン汗腺は、ほぼ全身の表面にある汗腺です。わたしたちが流す汗のほとんどはこのエクリン汗腺から出ています。このエクリン汗腺から出ている汗に含まれている成分の99%は水分です。

残り1%の中に含まれている成分で大部分を占めているのが塩分です。

沢山汗をかいた後、シャツやボトムに白い斑点のようなものが散らばっているのは、服に着いた汗が蒸発して塩分が残ってしまったからです。それ以外では、マグネシウム、鉄、カリウム、亜鉛、重炭酸イオン、乳酸、尿素などが少しずつ含まれています。

また、ナトリウム、カリウムは、血漿作用もあるようです。

1-2.アポクリン汗腺

アポクリン汗腺は、ワキ、乳頭、耳の穴、陰部などに存在し、エクリン汗腺のように全身にはありません。アポクリン汗腺から出てくる汗は、水分が少なく、脂質やアンモニア、たんぱく質が含まれています。そのため、エクリン汗腺から出てくる汗のようにさらさらしておらず、粘度があり、ほんの少しだけ白く濁っています。皮膚の常在菌がたんぱく質、アンモニア、脂質を分解し発酵することでニオイが発生します。

汗によるモワッとしたようなニオイはアポクリン汗腺から出る汗によるものだと考えられます。

2.夏の汗と冬の汗

それぞれの汗腺から出る汗の成分と特徴がわかったところで、夏の汗と冬の汗の違いについて知っていきましょう。

2-1.夏の汗

夏の汗は、気温が高い時期が続き汗腺の活動がよく、血中成分が少ないサラサラした汗をかきやすいです。そのため、すぐに蒸発しあまりニオイを発しません。体温調節を目的としている温熱性発汗が多く、全身から自然な汗が出ます。エクリン汗腺から出る汗が多いのが夏の汗です。

2-2.冬の汗

あまり汗をかかない冬は、汗腺の機能が落ちているのでジワ~っと出るタイプの汗をかきやすいのです。風邪や冷気を通しにくいものを重ね着していて、汗が蒸発しにくいので、身体に熱がこもりがちになります。成分の濃いネバネバした汗をかきやすいです。これがニオイの原因とも考えられます。

実は、夏よりも冬の汗の方が、におう汗をかいているんです。

2-3.夏と冬ではどのくらい違う?

ワキガと多汗症を専門的に扱うクリニックでは、夏にかく汗と冬にかく汗の成分にどのような違いがあるかを調べた結果、以下のような結果が出ました。

ナトリウム   7月 56.70mEg/L   11月 125.28mEg/L

カリウム      7月 7.59mEg/L        11月 7.86mEg/L

クロール         7月 48.89mEg/L   11月 108.43mEg/L

というように、ニオイの元となる成分が、夏と冬では含有量が倍近く違います。

3.夏と冬の汗ケアは??

汗のかき方、汗に含まれている成分が違うということは、汗のケアにも違いがある??

夏の汗対策は、汗をかく前にしっかり予防しましょう。毛穴を塞いで出ないようにするより、毛穴を引き締めてくれる収れん作用のあるアイテムを使うのがよいでしょう。

冬の汗は、温度調節ができる服装にすることが大切です。

外は寒く、中は暖かく気温差があるので、汗をかいてもニオイがこもらないように、脱ぎ着しやすいファッションをオススメします。

辛い鍋を食べた時など、刺激による顔の汗を抑えたい場合は、制汗クリームを塗るのもいいでしょう。

まとめ

同じようで全く違う夏の汗と冬の汗。

きちんと対策をして、1年中サラッとしたお肌で過ごしましょう♪