更年期の美容の悩み(顔汗、肥満、ほうれい線)対策

admin 更年期

更年期には、女性ホルモンのほかの各種ホルモンがどんどん減っていくので、のぼせやほてり、便秘などのさまざまな体調不良があらわれます。

また、むくみやたるみ、薄毛、ほうれい線など美容面の悩みも増えるため、ますます気分が落ち込んでしまう女性もいます。

 

確かに更年期には、さまざまな不調があらわれやすくなりますが、この時期に生活習慣を見直せば、不調を改善することもできますし、美容面の悩みを減らすこともできます。

 

何とかしたい更年期の美容面の悩み

更年期とは、閉経する前後約10年間の時期のことをいいます。

この時期には、女性ホルモンの分泌量が一気に減少するため、さまざまな身体の不調があらわれます。

代表的な症状としては、のぼせやほてり、ふき出す多量の顔汗などの「ホットフラッシュ」、めまい、動悸、イライラ、うつなどがあります。

 

また、更年期以降は、女性ホルモンだけでなくさまざまなホルモンが減少するため、美容面の悩みも増えてきます。

例えば、主に睡眠中に脳の下垂体から分泌される「成長ホルモン」は、20代以降低下し始めますが、更年期にこの成長ホルモンの分泌が低下すると、身体のたるみ、皮膚の老化、薄毛などが進行していくことになります。

このような美容面の悩みを減らすためにはどのような努力をすればよいのでしょうか。

 

ほうれい線、目じりのしわ

更年期以降はエストロゲンが低下して、コラーゲンやヒアルロン酸の生産が落ちるので、皮膚の弾力やハリがなくなり、細かいシワも目立つようになってしまいます。

さらに成長ホルモンの分泌が低下するので、ますます皮膚の老化が進みます。

この時期には、ほうれい線やしわを気にするあまりに美容整形を考える女性も多いのですが、お肌にメスを入れるのは抵抗もあります。また、手術の費用もかなり掛かってしまい、1ヵ所整形してしまうと、次々に悪い箇所が気になり、もっと手術をしたくなるという負のスパイラルに陥る可能性もあります。

手術よりも、食生活を改善して、運動する習慣をつけ、質の良い睡眠を心がければ、老化の進行を遅らせることは十分可能です。

また、最近ではPOLAのリンクルショットというシワを改善するという商品もありますので、手術の前に対策できることはまだまだたくさんあります。

 

顔の汗

更年期の代表的な症状であるホットフラッシュによる顔汗は、とくに人目につきやすく女性にとって深刻な悩みのひとつです。

更年期にはホルモンバランスの乱れからのぼせが生じやすく、体温調節のために顔汗をかくことが多くなります。

このような更年期の汗を抑えるためには、運動していい汗をかいて汗腺機能を鍛えるのが効果的です。また、更年期の方のサプリやイソフラボン等の女性ホルモンと似た働きをする栄養素を食事から取り入れる事でホルモンの乱れを和らげることが可能です。

肥満傾向

更年期以降、「太りやすくなった」「やせにくくなった」と感じている女性は多いのではないでしょうか。

これは、年齢とともに消費される基礎代謝量が下がっているためです。

さらに更年期は、エストロゲンや各種ホルモンの分泌が減少しているので、以前よりずっと脂肪がつきやすくなっています。また、プロゲステロン減少の影響で、おしりや太ももにはセルライトがたまりやすくなります。

このような肥満は、関節痛の原因にもなりますので、早目の対策が必要です。

また、内臓脂肪の多いタイプは、動脈硬化を進める原因にもなります。最悪の場合には、心筋梗塞や脳血管障害にもつながりかねません。

 

有酸素運動などの努力次第で、確実に落とすことができます。

「太りやすくなったな」と感じたら、なるべく早い段階から、日常生活に運動を取り入れるようにしましょう。

正し、絶対に行ってはいけないのは、個人で行う食事制限ダイエットです。

ただでさえホルモンバランスが乱れているのにも関わらず、知識を伴わず、ご飯を半分にするなどの食事制限を行うことで必要な栄養素が不足してしまいます。

そうなると、更に更年期の症状が悪化してしまう可能性もあるので、ジムの栄養士さんや、かかりつけのお医者さんと相談し、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

だるい、疲れがとれない

更年期には、倦怠感や疲労感を感じやすいもの。

このような倦怠感や疲労感は、甲状腺ホルモンや女性ホルモン、成長ホルモンの分泌の低下が原因で、免疫力が落ちてくるのが原因です。

疲れがとれないだけでなく、風邪をひきやすくなったり、以前なら感染することのなかったウィルスに感染してしまったりすることもあります。

また、免疫力の低下はがんの発症原因にもなりえます。

「更年期だから、疲れやすいのは仕方ない」とあきらめるのではなく、食生活や睡眠などを見直し運動を始めるなど、免疫力を高める生活を意識するようにしましょう。

 

イライラ、落ち込み

更年期には、イライラや落ち込みなど、さまざまな精神的不調があらわれますが、それに不眠や不安感も加わり、抗うつ的な精神状態になってしまうことがあります。

毎朝鏡を見ては「表情が一気に老けた…」とますます落ち込むという悪循環に陥るケースも少なくありません。このような精神的な不調を「更年期だから」と我慢しても、ますます辛くなるばかりです。

不調が続く時は、カウンセリングや薬物療法が可能なクリニックを受診するようにしましょう。

 

「更年期の美容の悩み」まとめ

以上、更年期の美容の悩みとその対策方法について、ご紹介してきました。更年期は、女性なら誰でも通る道。

小さな不調に気づいた時が、生活習慣の軌道修正を考える時です。「更年期だから、仕方ない」「もう年だから、老化は仕方ない」ということは絶対ありません。

一度に色々始めるのは大変ですが、1つずつよい習慣を実践するようにして、無理なく気負わず更年期対策を行いましょう。