顔汗に悩む方の為の更年期対策サプリと食品のまとめ

admin 更年期

女性の月経が停止し、生殖機能を失うことを「閉経」といいます。そしてこの閉経の前後で身体のさまざまな変化が起こる時期を「更年期」といいます。

更年期にはホルモンの分泌量が急減期に減少するので、これが原因でほてりやのぼせ、イライラなどさまざまな不調があらわれることがあります。

 

さまざまな更年期障害のなかでも、ほてりやのぼせ(ホットフラッシュ・顔面紅潮)や発汗は、人目につきやすいこともあって、女性にとって深刻な悩みとなっています。

ここでは、ホットフラッシュの原因やホットフラッシュに効果があるとされているサプリについて検証していきます。

 

ホットフラッシュとは

ホットフラッシュとは、上半身にほてりやのぼせを感じて顔だけに大汗をかいたりする症状で、更年期障害のなかでも代表的な症状です。

ホットフラッシュは、47~48歳に始まることが多く、平均で3~4年続くと言われていて

更年期を迎えた女性のうち、約75%の人が経験する症状であるといわれています。

近年では、ストレスの影響からか平均よりも早く更年期に差し掛かることもあります

 

ホットフラッシュの症状であるほてりやのぼせ、顔汗の症状は数秒間でおさまることもありますが、15分以上続くこともあり、非常に不快でつらい症状です。

なかには汗や動悸がひどくなり、気が遠くなってしまう人もいます。

また、ホットフラッシュに悩む人は、ひどい寝汗に悩んでいる人も多く、これが睡眠の妨げになってしまうことがあります。

 

ホルモン補充療法が有効

ほてりやのぼせ、顔汗などの更年期症状をおさえるためには、ホルモン補充療法が有効です。

あるデータによれば、ホットフラッシュで悩む女性の約80%が、ホルモン補充療法によって「症状が軽くなった」と答えています。

ホルモン補充療法については、過去に「乳がんの危険性が高い」というニュースが報じられたことから受けたがらない女性もいますが、最近ではこのようなリスクは見直されていますので、まずは更年期外来で相談してみるとよいでしょう。

 

即効性を求めるなら、サプリよりも顔用の制汗剤

ホットフラッシュの症状のなかでも、とくに顔汗で悩んでいるという人は、顔用の制汗剤がおすすめです。

制汗剤というと脇の下に使用するというイメージが強いと思いますが、最近はインターネットで販売されている顔専用の制汗剤もあります。

身体用の制汗剤は、毛穴にふたをして汗が出ないように止めるものがほとんどです。

しかし、顔用の制汗剤は汗を無理に止めるのではなく、毛穴を引き締めて汗量をコントロールするという特徴があり、敏感な顔に使用しても、肌トラブルのリスクが少ないという特徴があります。

顔汗対策として制汗剤を使用する場合には、必ず顔専用の制汗剤を選ぶようにしましょう。

 

更年期障害サプリの選び方

ホットフラッシュのほかにも更年期障害の症状はさまざまあります。そして、更年期障害に悩む女性の多くが、さまざまなサプリを試しています。

サプリメントは手軽に入手できるという利便性がありますが、薬としての規制を受けているものではありません。効果や安全性、副作用などについて情報が少ないまま、薬局や通販で購入できてしまいますが、使用する際には注意が必要です。

また、栄養補給で体質を変えていくという意味では、飲んですぐに変化が訪れるという訳ではなく2~3か月、もしくはそれ以上の期間辛抱強く我慢する必要があります。

 

ほてりやのぼせ、顔の多汗などに悩む女性の多くが試しているサプリメントについて、その効果や副作用についてご紹介します。

 

イソフラボン

イソフラボンは大豆に多く含まれている成分で、ほてりやのぼせに効果があるとされています。推奨服用量は1日あたり40~80mg程度です。この程度の服用量を守っていれば、副作用のおそれはほとんどありませんが、効果が実感されるまでには数週間かかるケースが多いようです。

 

ショウマ

ショウマという薬草の根茎から作られる薬で、更年期障害の症状をやわらいだという人もいます。このショウマについては、多くの研究が進んでいますが、研究結果はさまざまで、「更年期障害の症状を改善する」と断言できるほどの研究結果が出ているというわけではありません。また、ショウマを長く使用していると、肝臓に負担がかかるという報告もあるので、注意が必要です。

 

当帰芍薬散

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という漢方は、婦人科の病気で広く用いられています。けれども、ほてりやのぼせといった更年期症状をおさえる効果はほとんどないと言われています。

また、ワーファリン(抗凝固剤の1つ)を服用している人は、当帰芍薬散を飲むことはできません。

 

月見草

月見草オイルは、月経前の乳房の痛みをやわらげる効果がありますが、ほてりやのぼせには、ほとんど効果がないと言われています。

なお月見草オイルは、吐き気や下痢などの副作用が出るリスクもあります。

 

ビタミンE

ビタミンEは、1日あたり400IU服用する程度であれば、副作用はほとんどなく深刻な心配はありません。ただし、ほてりやのぼせにはほとんど効果はありません。

 

朝鮮人参

朝鮮人参には、良質なミネラルとビタミンが多く含まれていますが、ほてりやのぼせには効果がないとされています。

また、うつ病の治療を受けている人でモノアミン酸化酸素阻害薬を処方されている人や、アスピリン・ワーファリンなどの抗凝固剤を処方されている人は、朝鮮人参が干渉してしまうリスクがあります。

 

カンゾウ

カンゾウの根は、古くから更年期症状を改善するといわれていて、さまざまな漢方薬にも用いられていますが、効果を立証できるほどの研究結果はありません。

また、利尿剤を服用している女性がカンゾウを服用すると、体液貯留や高血圧を引き起こすリスクがあります。

 

「更年期障害サプリ」まとめ

以上、更年期障害に効果があるとされるサプリメントについてご紹介してきました。

サプリメントは手軽に入手できますが、すべての人に効果があるというものではありませんし、病気を引き起こしたり、症状を悪化させたりするリスクもあります。

安易にサプリメントを利用するのではなく、クリニックや薬局で専門家にアドバイスをもらうことをおすすめします。