多汗、頭痛、不眠…更年期症状を乗り切る対策-症状別まとめ

admin 更年期

更年期障害には、さまざまな症状があります。

典型的な症状としては、月経不順やほてり、のぼせ、多汗などですが、不眠や頭痛などの症状があらわれることもあります。

 

更年期障害のこれらの症状が重くなってきて、日常生活にも支障をきたす場合には、ホルモン補充療法や薬物療法などを検討する必要がありますが、まだ症状が軽い時には、自分でできる簡単な方法を試してみるのがおすすめです。

 

更年期障害の症状別対策法

すべての女性が、更年期を楽に乗り切れるわけではありません。

更年期症状に悩む女性のなかには、サプリや薬など必要なく、自分の努力だけで乗り切れる人もいますが、医師による治療を必要とする人もいます。

更年期障害のさまざまな症状がひどく辛い場合には、早めに医療機関を受診するべきですが、比較的症状が軽いのであれば、日常生活のちょっとした工夫で乗り切れる場合もあります。

 

ここでは、更年期障害の症状別にできる対策方法について、ご紹介します。

 

ほてり・のぼせ・多汗

○涼しく過ごす

ほてり・のぼせ・多汗で悩む人は、涼しく過ごせる工夫を考えてみましょう。

ホットフラッシュは、香辛料の多い食べ物や紅茶、コーヒーなどの熱い飲み物によって引き起こされることもありますので、注意しましょう。

通気性のよい天然繊維の服を着るだけで、のぼせやほてりの症状が軽くなる人もいます。

なお、ホットフラッシュは、冬の寒い季節でも起こります。ですから、冬の服装は、体温調節がしやすいように、厚手のセーターより薄い服にカーディガンを羽織るなどするとよいでしょう。

 

○運動する

日頃からよく運動する女性は、運動しない女性に比べて、ほてりやのぼせが起こる回数が少なく、程度も軽いことが分かっています。

急にハードは運動をする必要はありませんが、簡単に日常生活に取り込めるウォーキングなどの軽い運動から始めてみるのがおすすめです。

 

○体重を減らす

太っている人は、痩せている人に比べて、ほてりやのぼせが起こる回数が多く、程度が重いことが分かっています。

 

○禁煙する

たばこを吸っている人は、今すぐ禁煙しましょう。たばこを吸う女性はほてりやのぼせが多くなるというデータがあります。

 

○深呼吸する

ほてりやのぼせが始まったら、ゆっくり深呼吸すると症状が軽くなることがあります。

 

○制汗剤

制汗剤を使うと、とくに人目につきやすい顔の汗を抑えることができます。

「制汗剤で汗を抑えられる」という安心感から、汗だけでなく、のぼせやほてりの症状が軽くなるという人もいます。なお、制汗剤を選ぶ場合には、身体用ではなく顔専用の制汗剤を選ぶようにしましょう。

 

月経不順

更年期になり月経周期が乱れると、月経過多や月経痛などに悩まされることが多くなります。

 

○医師に相談を

月経痛がそれほどひどくない場合には、しばらく横になっていれば良くなることがあります。ただしあまりに痛みがひどい場合には、医師に相談してみましょう。

 

○貧血対策

月経過多の場合には、貧血を起こすことがあるため、肉やホウレン草などの鉄分を含む食べ物を意識して摂取するようにしましょう。

 

不眠

規則正しい生活や適度な運動、リラックス方法は、不眠を解消するうえでも効果的です。なお、寝る前にアルコールを飲む習慣がある人は、アルコールが睡眠の質を低下させてしまっていることがあります。リラックス効果のあるハーブティや温かいミルクなどを飲むようにしましょう。

長すぎる昼寝も、夜に眠れなくなる原因です。

昼寝をする場合には、20分程度にとどめるようにしましょう。

 

頭痛

頭痛は、不規則な食生活や寝不足が原因で起こることがありますが、更年期には、とくに頭痛がひどくなったという人がいます。

人間の身体では、鎮痛作用のあるエンドルフィンという物質が作られていますが、これらが作られなくなって、痛みが悪化してしまうことがあります。

 

○規則正しい生活

更年期になり頭痛の回数が増えてきたという人は、規則正しい食事と十分な睡眠を心がけるようにしましょう。

 

○鎮痛剤に頼り過ぎない

市販の鎮痛剤を頻繁に服用していると、身体が慣れてしまい、かえって症状が悪化してしまうことがあります。

 

関節痛・筋肉痛

関節痛・筋肉痛は、温熱効果のあるクリームを塗布したり、使い捨てカイロを使用したりすると楽になることがあります。

関節痛・筋肉痛の症状が重い時には、アセトアミノフェン(パラセタモールともいいます)などの鎮痛解熱薬やアスピリンなどの抗炎症薬を服用することを検討しましょう。

 

なお、ウォーキングや水泳など、間接に負担がかからない運動を日常生活に取り入れ、体重を減らしていくと、間接への負担を軽くできて痛みをやわらげることができる場合もあります。

 

「更年期症状を乗り切る対策」まとめ

以上、更年期症状を乗り切るため対策を、症状別にご紹介してきました。

40代後半~50代は、家事や仕事などで忙しく、運動のための運動がとれないこともあるでしょう。そんな場合には、「買い物に行く時に歩いたり自転車を使ったりする」「家事の最中につま先立ち」など、日常生活に少しだけ運動を取り入れるだけでも、症状が改善されることもあります。