顔汗・ホットフラッシュ・・・更年期の女性が知っておきたい用語集

admin 更年期

更年期とは、女性の閉経前後の時期のことをいいます。

更年期にはホルモンの分泌量が減ってくるため、ほてりやのぼせ、多汗などのさまざまな不快な症状があらわれます。

 

症状の出方は人それぞれですが、なかには症状がひどくなり日常生活に支障をきたす場合もあります。

あまりに症状が辛い場合には、クリニックを受診し、医師と相談しながら適切な治療を受けることをおすすめします。ここでは、医師とやり取りするために知っておくとよい用語をご紹介します。

 

更年期に知っておきたい用語

更年期障害を改善するためにも、クリニックで医師と治療方法について相談したりスムーズにやり取りをしたりするためにも、基本的な用語を理解しておくことはとても大切です。

ここでは、更年期に関連する用語を分かりやすくご紹介します。

 

エストロゲン

卵胞ホルモン(エストロゲン)は、卵巣で作られるホルモンです。

更年期には多汗で悩む女性がいますが、このエストロゲンは、汗腺を抑制する働きがあるといわれています。更年期には、このエストロゲンが欠乏するため、汗腺の調節機能が乱れ、多汗の症状があらわれるのです。

更年期症状は、閉経にともなうエストロゲンの欠乏が原因であるケースがほとんどです。

 

黄体化ホルモン

脳下垂体で作られるホルモンで、卵巣で黄体の発達を刺激します。

 

更年期

閉経の前後の移行期をいいます。

 

骨粗鬆症

単位容積あたりの骨子継量が低下した状態を引き起こすかていの総称をいいます。骨粗鬆症になると、骨が折れやすくなります。

 

酢酸メドロキシプロゲステロン

プロゲストーゲンの一種です。

ホルモン補充療法や避妊のために用いられます。

 

子宮内膜

子宮の内側にある粘膜組織のこと。

エストロゲンの刺激によって、肥厚します。

 

持続的併用療法

ホルモン補充療法のうち、エストロゲンとプロゲスト―ゲンを毎回服用する療法です。

とくに閉経後の女性に適しているといわれています。

 

消退出血

ホルモン補充療法を受けている女性が、プロゲスト―ゲンの服用をやめるときに、ホルモン濃度の低下により子宮内膜がはがれ落ちて、月経のような出血を起こすこと。

 

静脈血栓症

静脈(ふくらはぎなど)に血栓ができる病気。

静脈からはがれた血栓が血流にのって心臓から肺に入り、肺血栓寒栓症を引き起こすことがあります。

 

植物性エストロゲン

エストロゲンの性質をもつ植物由来の化合物。

大豆やアカツメグサに由来するものが広く用いられています。

 

早発閉経

40歳未満で、自然にまたは卵巣摘出手術などにより閉経すること。

早発閉経した女性が何の治療も受けずにいると、平均的な年齢で閉経した女性に比べて、心臓病や骨粗しょう症にかかりやすくなると言われています。

 

段階的併用療法

ホルモン補充療法の1つ。

エストロゲンを毎日服用し、プロゲストーゲンは4週間のうち2週間服用する方法です。

1年間に13回消退出血が起こります。

 

長周期併用療法

ホルモン補充療法の1つ。

エストロゲンを毎日服用し、プロゲストーゲンを3カ月ごとに服用する方法。1年に4回しか消退出血が起こらない治療法です。

 

テストステロン

主に男性の睾丸で作られるホルモン。

女性の卵巣や男女の副腎でも、わずかですが作られています。

 

排卵

卵巣のなかで定期的に卵胞が成熟し、破裂して、そのなかの卵子が卵巣外に放出される現象です。卵子はその後卵管に入ります。そして排卵した卵胞が応対になり、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌します。

 

プロゲステロン

プロゲステロン(黄体ホルモン)は、卵巣で作られるホルモンです。

子宮内膜がエストロゲンに刺激されて肥厚するのを放置しておくと癌化するリスクがあり、これをさまたげるのに必要とされます。

黄体期に体温が高くなるのは、このプロゲステロンの作用によります。

 

プロゲスト―ゲン

合成プロゲステロンのこと。

 

卵胞刺激ホルモン

脳下垂体で作られるホルモンです。

女性では、卵巣にある卵胞を刺激して成熟させます。

 

「更年期に知っておきたい用語」まとめ

以上、更年期に知っておきたい主な用語についてご紹介しました。

更年期症状に悩んだり、ホルモン補充療法を受けることを考えたりしている方々の役に立つと思われる用語を中心にご紹介しました。

 

用語の正しい知識を知り、正しい情報をもとに、自分に合った治療法を検討して、上手に更年期を乗り越えていきましょう。