顔汗でかゆい!!私の肌、もしかして・・・!?

  admin 顔汗対策

印象も左右される大事なパーツだからこそいつだって綺麗でいたい!そんな気持ちなんてお構いなしにダラダラ流れる顔の汗…。なんだか顔がかゆい…。私の肌、大丈夫?この記事では、顔の汗によるかゆみのメカニズムとその対策を解説していきます。

1.どうしてこんなにかゆいの?メカニズムとその原因

汗でおでこがかゆい…ほっぺがかゆい…どうしてなの?ここでかゆみのメカニズムと、考えられる原因をご紹介します。

1-1.かゆいと感じるメカニズムとは

なぜ、かゆみが生じるかというメカニズムはまだ解明されていませんが、皮膚に存在する肥満細胞から分泌されるヒスタミンという成分がかゆみを引き起こすといわれています。

このヒスタミンが痛みやかゆみを感知する知覚神経に作用し、それが脳に伝えられ、かゆいと感じるのです。

1-2.汗とpH値の関係

みなさんもご存知かと思いますが、私たちの皮膚は弱酸性でできています。

大量に汗をかいたり、その汗が長く放置されたりすると、皮膚表面のpHが酸性からアルカリ性に変化し、細菌の急激な繁殖を促してしまいます。その結果、汗の通り道が詰まることにより、かゆみや肌荒れのトラブルに陥ってしまうのです。

1-3.皮脂によるかゆみ

皮脂は汗と違い“乾く”ということがないので、ほとんどと言っていいほどお肌にとどまり続けます。これが汗と混ざり、化粧崩れの原因の一つとなり、その結果、刺激が生じて肌のかゆみを感じるのです。

2.常在菌と皮膚のハナシ

私たちの身体には、「常在菌」と呼ばれる沢山の菌が生息しています。菌というと、悪いもの、汚いものというイメージがありますが、いい作用をもたらす菌も多く存在しています。一人ひとりの皮膚の表面や毛穴の中におよそ20種類の常在菌が存在し、代表的な種類として「表皮ブドウ球菌」、「黄色ブドウ球菌」、「アクネ菌」、「マラセチア真菌」があります。

これらのバランスが整っている肌はしっとりツヤツヤしています。

2-1.表皮ブドウ球菌

表皮ブドウ球菌は、別名「美肌菌」とも呼ばれる善玉菌です。汗や皮脂をエサとして食べ、保湿クリームなどに使用されるグリセリンと似ている成分を生成し、肌の水分をしっかりと守ってくれます。

また、アトピー性皮膚炎などを引き起こす「黄色ブドウ球菌」を退治する抗菌ペプチドを作り、肌の環境を守る大切な役割を持っています。

ササッとシャワーを浴びただけでも、80%近くの表皮ブドウ球菌が流れていきます。ゆっくり湯舟につかると約90%がとれてしまいます。洗い流された菌の数が、もとの数に戻るまでの時間は、最低でも12時間といわれています。

ですので、過度な洗顔は表皮ブドウ球菌の繁殖を妨げ、乾燥を招く原因になります。

2-2.黄色ブドウ球菌

身体だけでなく顔にも存在している黄色ブドウ球菌。先ほどの表皮ブドウ球菌が善玉菌であることに対し、黄色ブドウ球菌は悪玉菌です。

一箇所で異常繁殖すると、とびひの原因にもなります。アトピー性皮膚炎の方の場合、悪化した時に激増します。皮膚疾患のない方の肌には、あまり生息していません。

黄色ブドウ球菌を始めとする悪玉菌は、アルカリ性の環境を好みます。

しっとりツヤツヤの肌は、弱酸性の皮脂でバリアが保たれていますが、表皮ブドウ球菌が少なく、アルカリ性に傾いていると、黄色ブドウ球菌の繁殖が活発になります。

2-3.アクネ菌

善玉菌、悪玉菌、日和見菌の中で、アクネ菌は日和見菌に分類されます。

日和見菌は、健康な時はおとなしくしていますが、バランスを崩している時には悪い働きをする菌になります。

アクネ菌は、空気が入らず、脂肪分が多い場所に住み着く習性があります。毛穴の皮脂を食べて酸性の脂肪酸を作り、肌の表面を弱酸性に保つ働きをしてくれます。毛穴が塞がることで、アクネ菌が悪さをし、ニキビができてしまいます。出口の詰まった毛穴にしないことがニキビレスの肌になれます。

2-4.マラセチア真菌

真菌とは、カビの仲間の総称です。日和見菌と同じく、バランスが崩れた時や、免疫力が低下した時に悪さをします。

真菌の中で唯一皮膚の常在菌として、マラセチア真菌は生息していて、繁殖するために脂質を必要としています。

頭皮で増殖した場合、脂漏性脱毛などの原因にもつながるので、清潔に保つことが大切です。

3.手軽にできる 顔汗のかゆみ対策

かゆくて掻いてしまい肌荒れの原因に…。そんなことにならないために、対策をしておきましょう!

汗をこまめに拭く

これは基本中の基本です。ハンカチやタオルでトントンと優しくおさえるように拭き取ります。ゴシゴシなんてしてしまうと、それが刺激となりかゆくなってしまう可能性があります。敏感肌さんなら、素材にもこだわりましょう。植物繊維でできたコットンや麻など、肌触りがよく吸水性に優れているものを使いましょう。顔にも塗ることができる制汗アイテムがあるので、それを使ってみるのもいいでしょう。

4.これは大丈夫?汗でかゆい時のOK/NGリスト

かゆいときのOK・NGリストをまとめました。

4-1.洗顔

OK 弱酸性の洗顔フォーム

NG スクラブが入っている洗顔フォーム

“肌の汚れを取り除く”という目的はどちらも同じですが、スクラブ入りの洗顔フォームはノーマルなテクスチャの洗顔フォームよりも油分を洗い流しやすいので、かゆみが生じている肌への使用はおすすめしていません。また、乾燥気味な状態の時も使用を控えた方がいいでしょう。低刺激な弱酸性の洗顔フォームをしっかりと泡立て、やさしく洗い流しましょう。

4-2.スキンケア

OK 保湿をしっかりする

NG かゆいので何もしない

一見、かゆみがある場合は何もしないのがいいと思われがちですが、バリア機能をさらに低下させてしまいます。保湿をしっかりすることが常在菌のバランスを整える大事なプロセスです。

ひどいようであれば、肌の状態をお医者さんに相談して処方してもらいましょう。

4-3.メイク

OK 薄メイク

NG 汗で崩れないように厚めに塗る

先程お伝えしたように、汗と皮脂により化粧が崩れてかゆみの原因になってしまいます。ナチュラルメイクで刺激を極力減らしましょう。

まとめ

これまでの記事でもお伝えしたように、汗をかくことは悪いことではありません。汗をかいてもこまめに拭きとること、爽快感を求めて刺激の強いスキンアイテムを控えて優しいものを使うことを心がけて、ストレスフリーな肌でいましょう♪