【体験談】生理前になると汗がひどくなる

admin 顔汗対策

かおりさん(32歳・仮名)の悩みは、「普段から汗っかきだけど、生理前から生理中にかけて、汗の量が特にひどくなる」ということ。

生理前や生理中になると、普段と体質が変わる……という人は多いものですが、かおりさん(32歳・仮名)の場合は、「生理になると、毎回尋常じゃない汗の量に悩みます」とのことなので、悩みは深刻。

生理中は、汗はもちろんにおいも気になりますよね。それでは、生理中になるべく汗やにおいをおさえるためには、どのような方法があるのでしょうか。

1.生理になると汗をかく

生理前や生理中は、体質が変わる人が多いものですが、「生理になると、毎回尋常じゃない汗の量に悩みます」と話すのは、かおりさん(32歳・仮名)。

具体的にどのくらいの汗の量なのですか。

「もう、本当にすごい量です。私の家から駅までは徒歩10分程度なのですが、駅につくころには、シャワーを浴びた直後かというくらいの汗の量。とくに夏はひどいんです。なるべくゆっくり時間をかけて歩くようにして、汗をかかない努力はしているのですが……。」

ーなるほど。そうなると、お化粧くずれや洋服の汗のしみも気になりますよね。

「はい(泣)。この前は、汗をかき過ぎて肌が荒れしまって、皮膚科に行きました。皮膚科の先生に『なるべくゴシゴシふかないように』と注意されたのですが、本当にすごい量なので、どうしようもなくて。」

生理中に汗をかくとで、デリケートゾーンのニオイも気になってしまうとか。

「そうなんです。汗をかかない時でも生理中は、デリケートゾーン周辺のニオイがきつくなったような気がするものなのに、汗で蒸れるので本当に不快です。」

 

このような生理中の汗やニオイが気になるという方は、かおりさんの他にもたくさんいらっしゃいます。実は、生理中の汗が増える原因は、女性ホルモンの周期に深い関係があると言われています。

ここでは、生理中の汗とニオイの原因や対策方法について、ご紹介します。

1-1.女性ホルモンの周期と汗

基本的に、男性ホルモンは発汗を促進するように働き、女性ホルモンは汗を抑制するように働くようになっています。

しかし、実際の女性ホルモンの働きはそう単純なものではなく、もっと非常に複雑な働きをしています。女性ホルモンのうち体温を高くする黄体ホルモンには汗を多く出す作用があり、卵胞ホルモンは逆に汗を抑える作用があるので、これらの相互作用で、女性は汗が多くなったり少なくなったりするのです。

そして、生理前に汗が多くなるのは、体温を高くする黄体ホルモンの働きが優位になるためと考えられます。

生理中は体調不良な状態になるという女性も多いものですが、それがさらに精神的にも身体的にも悪影響を及ぼして、脳の視床下部にある体温調節中枢に影響し、ますます多量の汗をかく…という悪循環を繰り返すケースもあります。

1-2.生理のニオイ

前述したとおり、生理前にはホルモンの影響で汗をかきやすくなりますし、皮脂の分泌が多くなります。この皮脂が多く出過ぎると皮脂腺の出口が詰まってしまい、中の脂肪酸が酸化します。その結果、生理中はにおいが強くなるのです。

2.生理の汗、ニオイ対策

 

生理中はただでさえ憂鬱なのに、そのうえ汗やニオイが気になるのは、なるべく避けたいものですよね。

ここでは、生理中の汗やにおいの対策方法についてご紹介します。

2-2.ナプキンをこまめに取り替える

もともとデリケートゾーン周辺は汗をかきやすい箇所でもありますし、それに加えてナプキンのむれから雑菌が繁殖して、ニオイが余計強くなる場合もあります。ナプキンは3時間程度の間隔で交換するようにして、通気性・吸収性の高いものを選ぶようにしましょう。

ショーツも通気性のよいものを選ぶようにしましょう。ニオイなどが気になるからと言って、ガードルなどで締めつけるなどは禁物です。

2-3.洗い過ぎない

生理中は汗やニオイが気になるので、ついつい神経質に洗い過ぎてしまいますが、洗い過ぎは禁物です。もちろんシャワーなどで、清潔に保つことは大切ですが、ゴシゴシ洗う必要はありません。

もともと膣には自浄作用があり、外からの雑菌の侵入を防ぐ働きをもっています。それなのに殺菌作用の強い石鹸やビデなどで洗い過ぎてしまうと、膣を守っている常在菌まで洗い流してしまうことになり、かえって雑菌が侵入しやすい状態にしてしまうことになるのです。

これがひどくなると炎症を起こすこともありますので、洗いすぎないよう外から優しく丁寧にすすいであげましょう。

2-4.冷房とうまく付き合う

生理中は、皮膚の温度センサーが過剰に反応します。

冷房中の部屋から出て、急に暑い外気に触れると急激に多量の汗が噴き出すことがありますが、これは皮膚の温度センサーが過剰に反応し、すばやく大量の汗をかくよう脳に伝達しているからです。

ですから、生理中は温度差の激しい場所の出入りはなるべく控え、温度差のあまりない場所に身体を慣らしてから入室するなど、汗腺をなるべく刺激しないようにするとよいでしょう。

まとめ

以上、生理中の汗やニオイの原因や対策について、ご紹介してきました。

生理中の汗やニオイは憂鬱なものですが、温度差の激しい場所の出入りを控える、通気性のよいナプキンやショーツを選ぶなど工夫することで、汗の量を上手にコントロールできることもあります。月に1度の生理期間をなるべく快適に過ごせるよう、自分に合った対策方法を見つけていきましょう。