顔汗、のぼせ、ほてり…40代からの女性の不調ケア

admin 顔汗対策

40歳を過ぎると、徐々に女性ホルモンの減少速度が加速し、顔汗、のぼせ、ほてりといった身体の不調があらわれることがあります。このような不調の原因としては、加齢やストレスなども考えられますが、そのなかのひとつに女性ホルモンの分泌量の減少があります

40歳のこれらの不調は、程度の差はあれども誰でも感じるものです。けれども、突然いろいろな変化に襲われると、「どうすればいいのか分からない」とおろおろしてしまいますよね。

 

身体の不調があらわれた時には、女性の身体のしくみを知って不調の背景を理解しておくと、適切な対策を行いやすくなります。

40代から始まる女性の不調

女性ホルモンは、女性の健康を守り、心身のバランスを保つ重要な働きをしているので、40歳を過ぎて徐々に女性ホルモンが減少すると、自律神経のバランスが一時的にくずれてしまうことがあります。

「暑くもないのにのぼせる」「顔だけ大汗をかく」「太りやすくなる」などの症状があらわれるのは、このためです。

 

顔汗、のぼせ、ほてり

突然、上半身や顔が熱くなったり、暑くもないのに大汗をかいたりする症状は、更年期症状のなかでも、もっともよくみられる症状で「ホットフラッシュ」といいます。

 

ホットフラッシュの症状は、エストロゲンの分泌量が急激にアップダウンするようになったことが原因で、自律神経のバランスが乱れて血管の拡張や収縮のコントロールがうまくいかなくなったために起こります。個人差はありますが時期がくれば治まる症状ですので、心配することはありません。

 

顔汗、のぼせ、ほてりのケア

顔汗、のぼせ、ほてりなどの女性ホルモンの変化による不調は、誰もが経験する自然な変化です。もし症状がひどくてつらいようなら、ホルモン療法や漢方薬などで治療することもできますし、制汗剤やマッサージなどで症状が改善されることもあります。

 

身体を温める食べ物

東洋医学では、のぼせやほてり、下半身の冷えなどは、身体を温めるハーブを活用して改善する方法が勧められます。

カモミールティには、身体を温める作用のほか、安眠、リラックス、疲労回復などの作用もありますので、ホットフラッシュの症状が改善される場合もあります。

 

運動して筋力アップ

汗腺は、全身の至る個所にありますが、汗をかかない生活が続くと、全身の汗腺の働きが衰えてしまいます。そして、汗腺の働きが衰えにくい顔や脇の下の発汗が増えてしまうといった状態が出てしまうことがあります。

ですから、全身の汗腺の働きを高め筋力をアップすれば、汗を全身からバランスよく出すことができて、顔汗の量を減らすことができる場合があります。

 

ツボで血行促進

「液門(えきもん)」は、手の甲の薬指の付け根にあるツボです。

この液門をつまむように押すと、自律神経やホルモンバランスをととのえ、ホットフラッシュの症状緩和を期待できます。

手軽にできる方法なので、気がついた時にこまめに行うようにしましょう。

 

アロマオイル

顔汗、のぼせ、ほてりの症状には、アロマオイルも有効です。

ラベンダーは、自律神経を調整する作用があるほか、鎮静作用や安眠作用など、多くの効能があります。

また、クラリセージにはホルモンバランスをととのえる作用があり、顔汗、のぼせ、ほてりなどの更年期の症状やPMS、月経不順などの症状緩和に役立ちます。

 

入浴法の見直し

ゆっくりと半身浴を行うと、血管が拡張して血流がよくなり、自律神経を整える効果があります。更年期は卵巣機能が低下し、エストロゲンの分泌量が急激にアップダウンするので、自律神経のバランスが乱れがちになります。

入浴法を見直し、リラックス状態をつくることは、自律神経のバランスを整えるためにも大切なのです。

 

制汗剤

顔汗は人目につきやすいこともあり、更年期の症状としてはとくに深刻に悩む人が多い症状のひとつです。

「また大汗が出たらどうしよう」と気にし始める、と自律神経が乱れてよけいに汗が出てしまうという経験をした方も多いのではないでしょうか。

このような顔の汗には、顔にも使える制汗剤がおすすめ。

制汗剤には汗をおさえるだけではなく、毛穴を引き締める効果もあるので、朝のスキンケアのアイテムとして制汗剤を加えてみるのもよいでしょう。

ただし、顔に身体用の制汗剤を使用するのは、NG。顔の皮膚は身体の皮膚より薄くて敏感なので、身体用の制汗剤を顔に使用してしまうと、炎症を起こしてしまうことがあります。

顔用の制汗剤を選ぶ場合には、やさしい成分の製品を選ぶようにしましょう。

 

「顔汗、のぼせ、ほてりの対策」まとめ

以上、顔汗、のぼせ、ほてりの対策について、ご紹介しました。

40歳を過ぎると心身にさまざまな変化があらわれ、「これからどうなってしまうんだろう」と不安に思う人も少なくありません。

けれども、女性の身体のしくみについて正しい知識を身につけ、更年期を上手に過ごす方法を知れば、症状を改善させて快適に過ごすことができます。

心配し過ぎずに、手軽にできるツボ押し、アロマ、制汗剤などを試しながら、自分なりの対策を見つけて行きましょう。

 

なお、顔汗、のぼせ、ほてりが更年期ではなく、甲状腺や高血圧などの病気が隠れている場合があるので、自己診断は禁物です。症状が長引くようならクリニックを受診するようにしましょう。